FX:負けて冷静さを失うことの危険性について

uiyruere97 これはFXに限ったことではありませんが、投資には「負け」が付き物です。
どんなに稼いでいる熟練トレーダーでも、決して全ての取引で利益を出しているわけではありません。

専業トレーダーにしても、FX初心者同様に予想を外して損をすることが多々あるのです。

しかし、安定的に利益を出しているトレーダーとFX初心者との間には大きな違いがあります。

その違いとは、「損をしたときの反応」です。

稼いでいるトレーダーは、「FXで損をすることは珍しくない。常に利益を出すことなど不可能だ」ということを良く知っています。だからこそ、負けても慌てることがありません。一つ一つの取引結果に一喜一憂することなく、たとえ損をしても最終的な取引損益が「黒字」なればいいと考え、冷静に取引を続けていくことができるのです。

ところが、なかなかFX初心者は、こう考えることができません。
「取引が上手い人はきっと常に勝っているに違いない! しっかり稼ぐには、負けてはいけない」と考えるあまり、損を出すとたちまちパニック状態に。そして、出してしまった損を何とかスグに取り戻そうと、冷静さを欠いた状態で新たな取引を行い(取引に失敗し)損失を更に拡大させてしまうのです。

FX取引には、冷静さが何より大切。
慌てて行う取引が良い結果を生むことは殆どないのです。まして取引経験の浅い初心者が、損失を出した直後にショックを抱えたまま取引を行うのです…上手くいく方が稀でしょう。

しかも、損を取り戻そうとして行う取引では、1取引でなんとか大きな利益を出そうと「レバレッジを高くする」また「取引単位を大きくする」といった傾向が高まります。これはさらに損失を膨らませる道を突き進んでいくようなもの! もう危険というほかありません。

…こうして「損を取り戻そうとして、さらに損を増やしてしまった方」は多数いらっしゃいます。
“決して”損を出したあとに、慌てて“損を取り戻すためにハイリターンを狙った取引をしよう”などとは思わないでください。

あくまでも「投資では“最終損益がプラス”になればいい」のです。
途中経過をいちいち気に病む必要はなく、最後に笑えばいいのです!

仮に、10回売買をした成績が1勝9敗だったとしましょう。
9敗…と聞くと惨敗のようですよね。でも、その際の損益が「損失9万円」に対し「利益10万円」ならば1勝9敗という一見ボロボロの成績でも1万円の利益を手にすることになり、最終的に「勝ち・投資成功」となるのです!

もちろん、取引ごとに一喜一憂せず、大局をみて取引を行うのは容易ではありません。

でも…FXでは、損を素直に受けとめて動揺せず、投資の全体像をみることが大切!
このことが、“無鉄砲な取引をして損を拡大させてしまうリスクを遠ざけ、最終損益をプラスにすることができるがどうか”を左右するのです。

ですから、損をして“今は冷静さを失っているな…”と思ったときには、取引を一旦休みましょう。負けのショックを引きずっている間は、損を取返そうとカッと熱くなりがち。判断力も鈍った状態になっていますから、冷静さを取り戻すまでは、FXから一旦距離を置くべきなのです。
そして気を静め、新たな気持ちで取引に臨むように!
そうすることで新たな損を招くリスクを減らせるほか、取引チャンスをしっかり掴めるようになるはずです。

【損切りは機械的に!】

また、損失拡大の防止策としては「損切り」の徹底が欠かせません。
FX初心者の方の多くに、損を出すことへの抵抗感から “損切りラインを甘く設定してしまう傾向”が見受けられるので要注意。損切りに抵抗感を覚える気持ちは分からないではありませんが…これでは損切りの効果が薄れてしまいます。損切りラインの設定は甘くせず、損を出している取引は早めに解消し、新たな取引に潔く移るべき。限られた資金を無駄にせず効果的に投資を進めていくためにこれは重要なことです。

この損切りにも、やはり求められるのは冷静さと判断力!
知識や経験はもちろん、自分の精神を上手くコントロールすること、また冷静さを欠いている時に取引を避けることができるか否かが、稼げるトレーダーとそうでないトレーダーを分ける大きなポイントなのです。